導入事例

業種:情報・通信

導入製品:ESS REC

オリンパス株式会社 様

業務プロセス改革プロジェクト推進に必要な

アウトソーシングのセキュリティリスクをESS RECで解消

オリンパス株式会社様(以降、オリンパス)は、デジタル一眼レフカメラに代表される映像事業、世界シェア約7割を誇る消化器内視鏡をはじめとする医療事業、ライフサイエンス事業、産業関連事業など、先進的な光学技術や製造技術によって、社会に応える新しい価値を創造してきました。同社では、2002年の会計システムのERP化をスタートに、業務プロセス改革とIT改革を推進するBPI(Business Process Innovation:業務プロセス改革を意味するオリンパスの造語)プロジェクトを発足。基幹系システムの整備と統合情報基盤を構築する同プロジェクトの国内IT基盤の再構築を完了し、現在、業務プロセス改革の更なる推進とグローバルなIT基盤の一層の強化を推進しています。

課題

外部オペレータの有効活用におけるセキュリティ対策

外部オペレータによる不正アクセスの抑止
アクセス制御によりオペレーション業務に支障が生じないこと
セキュリティ対策が将来計画に制限を与えないこと
img_olympus_t.jpg
コーポレートセンター
IT基盤技術部
運用基盤グループ
課長代理
建石 篤秀 氏

■セキュリティ対策としての操作内容の監視、操作ログの記録・監査
それまでオリンパスの基幹系システムは、大部分がメインフレーム上に構築されており、社内のオペレータによる運用を行っていました。BPIプロジェクトでは、国内外のグループ会社からのシステム利用やデータ連携等、グローバルなシステム利用に対応するため、24時間365日対応可能なオペレータ体制の構築が必要でした。また、地震等の災害発生時の事業継続性の強化も必要でした。これらの課題を達成し、なおかつオペレータのコスト削減を達成すべく、システムの監視業務・オペレーション業務を外部のデータセンタへアウトソーシングすることを検討していました。
しかし、この方法では、外部のデータセンタのオペレータが社内のネットワークにアクセスすることになり、セキュリティ上のリスクが大きな問題になっていました。
「社員の目が届かない外部のデータセンタから社内LANにアクセスさせることのセキュリティ上のリスクについて、社内のITセキュリティグループからも指摘されました。しかし、アクセスに制限をかけることは、オペレーション業務に制限をかけることになり本末転倒になりかねません。」(建石氏)
「現在アウトソーシングしている運用業務は、監視業務と定型的なオペレーション業務のみですが、今後のIT改革の推進によってアウトソーシングする運用業務範囲の拡大も想定されます。そのため、できるだけ制限をかけずに自由度の高い運用方法が求められていました。」(堀田氏)
オリンパスでは、これらの問題に対して様々な対応策を検討しました。そして、結果的に導き出された解答は「何をやっているか、やったのか」操作内容を監視し、操作ログを記録・監査することでした。

img_olympus_ill.jpg

選択

コンソール操作記録取得とレポート機能

オペレータコンソールの操作が全て取得できること
短期間で環境が構築できること
ネットワークやコンソールのパフォーマンスに問題がないこと

■ESS RECでセキュリティ上のリスクを低減、アウトソーシングが可能に
オペレータコンソールの操作内容の監視、操作ログの記録・監査を可能とするために、オリンパスでは、要件を満たすツールとして ESS REC を選択されました。ESS REC はオペレータの操作内容を、誰が見てもわかりやすいコンソール画面の動画も含めて操作を克明に記録することで、誤操作や不正操作を抑止・防止します。ESS RECにより、外部オペレータのアクセスに対するセキュリティリスクが低減され、システムの監視業務・オペレーション業務を外部のデータセンタへアウトソーシングすることが可能となりました。これによって、24時間365日対応可能なオペレータ体制の構築、オペレータのコスト削減という課題を達成することができました。
「選定に当たっては、短期間で環境の構築が可能で、オペレータコンソールの操作が全て記録できることが条件で、これにESS RECは、当てはまっていました。
トライアル版を入手し検証を行いましたが、実際に短期間で環境が構築でき、ネットワークやコンソールに対するパフォーマンスにも問題はありませんでしたので、購入を決定しました。」(建石氏)
運用としては、レポート機能を活用して定期的なチェックを行っています。事前設定によって、前日のオペレータの操作内容が出力されるレポートを毎朝チェックし、ルール外の操作があった場合は、管理者画面で動画チェックする手法をとっています。
「導入後は、操作ログの取得間隔の調整による保存データ量の削減など、チューニングを行っております。また、導入後に行ったバージョンアップによって、レポート機能が強化され、操作ログの効率的な監査が可能になりました。レポートの設計に当たっては、エンカレッジ・テクノロジによるサポートも受け、入念な設計を行うことができました。」(建石氏)

効果

ESS REC の導入効果

オペレータの誤操作の牽制
動画記録の確認で問題原因を迅速に特定
オペレーション業務の品質向上
img_olympus_h.jpg
コーポレートセンター
IT基盤技術部
運用基盤グループ
課長代理
堀田 浩基 氏

■通常のテキストログでは、なしえない効果
オリンパスでは、ESS REC の導入効果として、単なるセキュリティ対策だけではなく、「誤操作の牽制効果」が大きいことが挙げられています。「オペレータコンソールの操作内容を監視していることは、オペレータにも伝えてあります。常に監視されているという緊張感を持ってオペレーションすることによる誤操作の牽制効果もあったと感じています。」(堀田氏)
さらに動画での操作ログの記録については、「システムやサーバーの通常のテキストログでは、オペレータがシステムに対して行ったことしか取得されず、記録されるものとされないものがあります。例えば、コマンドを間違った場合、コンソール上はエラーが返ってきますが、これはテキストログには記録されません。これに対して動画であれば入力ミスが一目瞭然でわかります。
実際、問題が発生した際、操作内容を動画でチェックすることでその原因がオペレータの誤操作であることを特定できました。その後、操作内容を元にオペレーション手順書を見直し、オペレーション業務の品質向上に繋げることもできました。これは非常に良い導入効果だと思います。」(堀田氏)
今後の展開については、「今回構築した国内IT基盤を中核に、海外現地法人とのERP連携の強化など、グローバルなIT改革を加速・推進して行きます。」(建石氏)
オリンパスのIT改革は、よりグローバルに拡大していく予定です。これにあわせてESS RECの役目もより重要なものとなっていくでしょう。
「今後、ビジネスに対するIT基盤の重要性は、一層高まっていきます。ESS RECを引き続き有効活用して、セキュリティをしっかりコントロールし、IT基盤を守っていきたいと思います。」(堀田氏)

PROFILE:オリンパス株式会社

○設立
1919年(大正8年)10月12日
○本社所在地
東京都新宿区西新宿2-3-1 新宿モノリス
○URL
http://www.olympus.co.jp
○事業内容
精密機械器具の製造販売
○導入製品
ESS REC

※本内容は、2007年6月時点のものです。

img_pdf.jpg

お問い合わせ
24時間受付中

エンカレッジ・テクノロジ株式会社

〒103-0007 東京都中央区日本橋浜町3-3-2トルナーレ日本橋浜町7F

TEL:03-5623-2622 平日9時~17時