株主の皆様には、平素より当社事業にご理解とご支援を賜り、心から御礼申し上げます。
当社は、おかげさまで2002年11月1日の創立から22周年を迎えることができました。近年は生成AIの驚異的な進化、普及により様々な分野で革命的な効率化が進む反面、情報漏洩リスクの高まりや不適切な使い方による偽情報の拡散などICT社会の負の側面も見られています。 このような環境下において、社会における当社の存在意義とは何かを見つめ直し、ソフトウェアと関連サービスの提供を通じてシステム運用の安全と安定稼働の実現に貢献するためのパーパス「すべての人々が安心してITを利用できる社会を創る」を制定いたしました。
当事業年度におきましては、システム証跡監査ソフトウエア「ESS REC 6」および次世代型特権ID管理ソフトウエア「ESS AdminONE」の機能強化・拡張や新クラウドサービスリリースに注力しております。なお、「ESS AdminONE」は、発売から3年半となる2024年9月末の時点において、累計で200件のプロジェクトに採用いただきました。同製品は業種を問わず、金融、情報通信、公共、製造、サービス、建設、医療など、幅広い業種のお客様に採用いただいており、システム運用の安全性向上・業務効率化に貢献しています。
今後も勇気(エンカレッジ)を持って新たな価値創造に取り組み、社会基盤としての製品・サービスを提供して、さらなる成長・発展に努めてまいる所存です。 引き続き、ご支援とご理解を賜りますよう何卒よろしくお願い申し上げます。