2014年2月4日
エンカレッジ・テクノロジ株式会社
システム運用における点検・監査製品のデファクトスタンダード
ESS REC(R) の最新バージョンと関連製品を発売
ファイルアクセスやコマンドプロンプトなど、Windowsシステムに対する操作の記録機能を強化
システム運用のリスク管理ソリューションを提供するエンカレッジ・テクノロジ株式会社(以下、当社)は、システム運用における点検・監査製品の最新バージョンESS REC V5.2と関連する3製品を本日発売します。
ESS RECは、システム操作時のデスクトップ画面を動画形式で記録し、操作内容を詳細に再現、システム運用における点検・監査をサポートする製品です。2004年の発表以来、上場企業や金融機関を中心に採用が進み、現在では400社以上のお客様にご活用いただいています。
より多くのお客様にご活用いただくため、今回のバージョンアップでは以下2点の機能を強化しました
ESS REC V5.2の強化点
ファイルアクセスを詳細に記録
ESS REC V5.2は、ファイル操作に関する記録内容を強化、「読み取り」「書き込み」「削除」「移動」「コピー」「名前変更」など詳細な記録の取得を実現。
さらにファイルのコピーや移動を行った際には、操作前後のフォルダパス※1も記録。これにより、機密ファイルの閲覧、持ち出しといったファイル操作固有のリスクに対して、これまで以上に詳細なトレースが可能になります。

図・ESS REC V5.2を活用したファイルアクセスの記録イメージ
Microsoft Windows 8/8.1、Windows Server 2012/2012 R2に対応
ESS REC V5.2は、Microsoftの最新OSであるWindows 8/8.1とWindows Server 2012/2012 R2に対応。従来の対応OSに加え、これらのOS上の操作に関しても、ESS RECを利用した記録の取得と点検・監査の実施を実現します。
同時に、ESS RECの管理コンポーネントをこれらの環境上で稼働させることも可能になります。
さらに今回はESS REC V5.2と同時に、関連する以下の3製品についても発売を開始します。
■ ESS REC V5.2と同時に発売開始となる関連製品
Remote Access Auditor V5.2
リモートメンテナンス操作の内容を動画やテキスト形式で克明に記録する製品。取得した記録をもとにレポートを生成することで、効果的・効率的な点検・監査の実現も支援します。
今回のバージョンアップでは、ESS REC V5.2と同様に、ファイルアクセス記録の強化およびWindows 8/8.1とWindows Server 2012/2012 R2に対応しました。
Remote Sensor Option V1.1
リモート接続先のWindowsサーバー上でデスクトップに表示された文字列、および接続情報を取得するESS RECとRemote Access Auditorのオプション製品です。
今回のバージョンアップでは、Windows Server 2012/2012 R2に対応しました
Windows Commands Option V1.0
Windowsコマンドプロンプト、およびPowerShell上のコマンド操作を克明に記録するESS RECとRemote Access Auditorの新しいオプション製品です。
一般的にWindowsプラットフォーム上のシステム操作は、マウス操作などGUIを利用することが多く、操作内容の記録と監査が難しいと言われています。
ESS RECのバージョンアップと関連製品の発売により、Windowsシステムのより多様な環境や運用形態において、操作内容を証跡として確実に取得し、効果的・効率的な監査が可能な状態にできます。当社では、今回の製品リリースも含め、さらに多くのお客様におけるIT統制の強化・効率化を実現し、システム管理におけるリスク低減のご支援を今後も行ってまいります。
■発表製品の詳細
発表製品のバージョン |
ESS REC V5.2 |
参考価格 |
標準価格一式で約200万円から |
発表製品のバージョン |
Remote Access Auditor V5.2 |
参考価格 |
標準価格で約120万円から |
発表製品のバージョン |
Remote Sensor Option V1.1 |
参考価格 |
標準価格で約50万円から |
発表製品のバージョン |
Windows Commands Option V1.0 |
参考価格 |
標準価格で約50万円から |
※1 コンピューターやファイルサーバー内でファイルが保存されている位置を示す情報のこと。
この情報を記録することで、ファイルを異なる場所に移動やコピーした場合、どの場所からどの場所へ 移動やコピーをしたのかをトレースできます。
参考情報
ESS RECとは
システム運用中の操作内容を動画とテキスト形式で詳細に記録。蓄積した記録データをもとに、操作内容に対する効果的な点検・監査を実施し、システム運用に関わるリスク管理強化を支援する点検・監査ソリューションです。
ESS RECの主な特長
- WindowsやUNIX/Linuxなど、マルチプラットフォームに対応。
- 端末の操作画面を動画形式で記録。操作時の様々なバックエンド情報もテキスト形式で記録。
- 動画形式の記録はキーワードによる検索が可能。操作内容の効率的な確認を実現。
- 操作内容に関するレポートを自動で作成。点検・監査の負荷を大幅に削減。
- 事前にルールを設定することで、ルールに反する操作に対して管理者へのアラートや操作画面のロックといった即自的な対処が可能。
当社について
社名 |
エンカレッジ・テクノロジ株式会社 |
代表者 |
代表取締役社長兼CEO 石井進也 |
本社 |
東京都中央区日本橋浜町3-3-2 トルナーレ日本橋浜町7F |
URL |
http://www.et-x.jp/ |
資本金 |
4億8,988万円(平成26年1月現在) |
事業内容 |
コンピューターシステムソフトウェアの開発、保守ならびに販売
コンピューター運用管理に関するコンサルティング
コンピューター運用管理に関するBPOサービス |
本内容についてのお問合せ
エンカレッジ・テクノロジ株式会社
マーケティング部 日置、岡本
Tel:03-5623-2622
E-mail:etx-mktg@et-x.jp
※文中に記載されている製品名及び会社名は、商標または商標登録です。