2021年3月30日
エンカレッジ・テクノロジ株式会社
市場シェアNo.1 システム証跡監査ツール
ESS REC / ESS REC NEAOの最新バージョンを販売開始
~新機能カメラセンサーによりテレワーク環境や外部委託先ベンダーのリモート開発・保守における課題を解決~
システム運用のリスク管理ソリューションを提供するエンカレッジ・テクノロジ株式会社(本社:東京都中央区、代表取締役社長:石井 進也、以下「当社」)は、システム操作証跡監査ソリューション「ESS REC」および「ESS REC NEAO」の最新バージョン V5.7を本日(2021年3月30日)販売開始いたします。
「ESS REC」 / 「ESS REC NEAO」とは
「ESS REC」は、ユーザーによるシステム操作を動画とテキストで克明に記録・監視する、いわば「ソフトウェア監視カメラ」です。重要システムに対する管理者権限(特権ID)を使用して行うシステム管理業務や開発業務における、不正操作や誤操作によるシステム障害・情報漏洩を防止するソフトウェアとして、これまで累計約500社以上の企業・団体に採用されており、調査会社による市場調査によると、11年連続で市場シェア1位を獲得しています。(※1)
「ESS REC NEAO」は、上記「ESS REC」をベースに、事務・オフィス業務における監視・モニタリングを行うことを目的に最適化したソリューションです。コンピューターやDaaS(仮想デスクトップサービス)環境に適用することで操作内容を一元的に監視・記録し、業務内容の把握・作業ミスや異常の察知、セキュリティリスクの低減などを行うことができます。
最新バージョンで提供される新機能「カメラセンサー」について
本日販売開始いたしました最新バージョンでは、PCの内蔵カメラや外付けカメラに映る画像を取得する「カメラセンサー」を新たに搭載いたしました。

図1. ESS REC/ESS REC NEAO で取得した操作記録の再生画面
カメラセンサーの特長
(1)一定間隔でカメラに映る画像を取得し人の顔を検出
PCの内蔵カメラや外付けカメラが存在する場合、カメラに映る画像を一定間隔で取得し記録します。画像解析により操作する人の顔を検出し、在席中(業務中)か離席中なのかを判別します。
(2)在席・一定時間の連続離席や他者の覗き込みを検知しアラート発信
長時間の離席などで、一定時間顔が認識できない場合や、複数人の顔が映り込んでいる場合に、アラートを発信することが可能になります。
これにより、実際には業務を行っていない時間の把握や、他者の覗き込みによる情報漏えいリスクを低減できます。
(3)AIの解析による高精度な顔認識
AI技術(深層学習)を活用した画像解析により、マスクをした顔や横向きの顔であっても高い精度で認識できます。
(4)記録データ再生時のプライバシー保護機能
記録データの再生時には、画像の背景にマスキングや顔のぼかしなどの加工を行い、被写体の自宅環境や身だしなみといったプライバシーを保護します。
本機能を使ったESS REC / ESS REC NEAO活用シーン
カメラセンサー活用シーン(ESS REC)
システム管理業務を対象とした上位版ESS RECでは、システム管理業務における他者のなりすまし、長時間離席時の覗きこみリスクなどに対応します。
中でも直接操作者の監視・本人確認が困難な委託先ベンダーによるリモート接続による開発・運用業務において、委託先ベンダー社員の操作内容の録画に加え、作業者本人の顔を記録することで、不正な操作に対する高い抑止力と、問題発生時の原因究明・再発防止に役立ちます。

図2.外部委託先によるリモート開発・保守の操作記録を取得する構成例
カメラセンサー活用シーン(ESS REC NEAO)
新エディションESS REC NEAOの適用に最適な従業員のテレワーク環境においては、今回実装したカメラセンサー機能により、従業員の勤務実態のより厳密な把握や、覗き込み・PC画面の撮影による情報漏えいなど、テレワーク環境固有のリスクに対処し、安全で生産性の高いテレワーク環境を実現します。特に、コールセンター業務など個人情報や機微情報を扱うために在宅化が難しいとされている業務についても、セキュリティリスクを低減させることで、テレワーク化をご支援します。

図3. 仮想デスクトップ環境を用いた従業員のテレワーク環境のモニタリング適用イメージ
出荷開始予定・価格など
■出荷開始日:2021年3月30日
■価格
〇 ESS REC: リモート操作同時10接続の場合、ライセンス料金 2,140,000円(税別)+保守料金
〇 ESS REC NEAO: 50ユーザーの場合 年間使用料&保守サービス料込み 995,000円(税別)
・ESS REC NEAOは、年間使用料ではなく、永久ライセンス方式もご選択いただけます。
・同時接続数、ユーザー数によってはボリュームディスカウントが適用されます。
当社について
2002年に創業。金融、通信などの社会インフラの一端を担う大規模システム運用管理及び運用統制を実現するソフトウェアの開発・販売を手掛けています。システム証跡監査ツール11年連続市場シェア1位(※8)を獲得している「ESS REC」をはじめ、当社ソフトウェアは多くのお客様に採用されています。
名称 |
エンカレッジ・テクノロジ株式会社(東証第一部:3682) |
代表者の役職・氏名 |
代表取締役社長 石井進也 |
本社 |
東京都中央区日本橋浜町3-3-2 トルナーレ日本橋浜町7F |
URL |
https://www.et-x.jp/ |
事業内容 |
金融、通信、公共などの社会インフラを担うITシステムの運用と統制強化を支援するソフトウェアを開発・販売。
11年連続市場シェア1位(※1)を獲得するESS RECを含め累計での採用企業数は約650社。(2020年12月末現在)
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資本金 |
5億738万円 (2020年12月末) |
設立年月日 |
2002年11月1日 |
本内容に関するお問い合わせ
報道関係 マーケティング部 宮坂 TEL:03-5623-2622 Email: etx-mktg@et-x.jp
製品・サービス内容 ソリューション営業部 TEL:03-3527-2624 Email: etx-contact@et-x.jp
新型コロナウイルス感染症(COVID-19)の拡大防止対策の一環として、当社では在宅勤務を実施しております。
本内容についてのお問い合わせにつきましては、上記メールアドレスまたは、当社ホームページお問い合わせフォームよりご連絡ください。
※1 出典:情報セキュリティソリューション市場の現状と将来展望 2010
同2011、2012、2013、2014、2015、2016、2017 【内部漏洩防止ソリューション編】 株式会社ミック経済研究所
サイバーセキュリティソリューション市場の現状と将来展望 2018年版 同2019年版【ガバナンス&監査編】 株式会社ミック経済研究所
内部脅威対策ソリューション市場の現状と将来展望 2020年度 【サイバーセキュリティソリューション市場16版目】デロイト トーマツ ミック経済研究所株式会社
※文中に記載されている製品名及び会社名は、商標または商標登録です。