パソコン甲子園とは
パソコン甲子園とは、コンピュータ理工学が専門の会津大学等が主催する、高校生・高等専門学校生のためのICT分野の全国大会で、今年で22回目を迎えました。情報処理技術における優れたアイデアや表現力、プログラミング能力を競い合うことにより、生徒自身のスキルアップを図るとともに、情報化社会を支える人材の裾野を広げることを目的としています。
モバイル部門では、参加選手による自作アプリのプレゼンテーションとデモセッションが行われた後、ブースでの質疑応答が実施され、協賛企業も参加できます。以下は当日参加した社員のレポートを紹介します。
参加した社員の声
今回弊社からは製品開発を行っている社員1名が参加しました。
モバイル部門で出品されたアプリは、「Game for Change ゲームが変える世界 ~ゲームのルールで世界を救え~」というテーマのもと、ゲームとして楽しみながらも何らかの課題解決に導くようなソリューションの提案が求められます。選手は独自の着眼点や地域性、時事性などを考慮したテーマを選定し、モバイルアプリゲームを作成していました。
アプリはスマートフォン端末内にとどまらず、センサーと連携したソリューションやAWSといったクラウドを使ったものなど、多様な技術が使用されており、選手の技術力の高さに驚かされました。
今回の制作テーマがモバイルゲームということもあり、どのチームもゲームで遊ぶ人が楽しめるような工夫がされている点もよく考えられていました。また、高校生ならではの課題解決の着眼点が見られ、技術者として独自性などの観点からも良い刺激を受けました。
モバイル部門の参加選手たちは技術面やアイデア面で大人にも負けない高いレベルのアプリケーション・システムを制作しており、こういった選手たちと対話できたことは大変有意義な時間でした。選手たちがこれからさらに技術力を磨いて社会に出ていくことを考えると期待に胸が躍る想いです。学生にとっても魅力的な企業を目指し、製品・サービスの開発に取り組んでいきたいと思います。

弊社は今後もパソコン甲子園への協賛を通じて、日々IT技術を学ぶ若者を応援し、IT社会の発展に貢献してまいります。