エンカレッジ・テクノロジ株式会社(本社:東京都中央区、代表取締役社長:石井 進也、以下「当社」)は、AI/機械学習を用いたデータ分析技術の国際的なコンペティションプラットフォーム「Kaggle」上で開催された「Kaggle - Santa 2024 - The Perplexity Permutation Puzzle」(2024/12/21~2025/1/31)で第6位(全1514チーム中)に入賞し、Gold Medalを獲得しました。
Kaggleとは、世界中のデータサイエンティストが集い、実データを含んだ課題に対する予測モデルの精度を競うオンラインプラットフォームです。本コンペティション「Kaggle - Santa 2024 - The Perplexity Permutation Puzzle」では、与えられた単語を並び替えて、AIが文章としてどれだけ自然に理解できるかが競われました。
本コンペティションに出場した社員が所属する研究開発部では、機械学習の研究成果を活用した製品開発を行っております。今後も当社は「すべての人々が安心してITを利用できる社会を創る」というパーパスのもと、「AI・データ利活用」をはじめあらゆる技術領域における研究開発を推進し、お客様のシステムの安心と安定稼働に貢献してまいります。
本コンペティション参加メンバーコメント
最適化問題(※1)についての事前知識が少ない中で、公開されているノートブックやディスカッション、生成AIを活用しながら学び、挑戦することができました。数カ月間の挑戦を通じて、初めて学ぶ事柄(様々な最適化アルゴリズムなど)や、Kaggleならではの上位に行くための戦略、トップレベルの方々との直接の対話など、非常に刺激的な時間を過ごすことができました。
当初、運の要素が強いコンペティションだと思っていましたが、上位の方々の解法には運以外の要素も多く含まれていることを実感し、自分との実力差を改めて痛感しました。今後の目標としては、年内にCompetition Master(※2)を目指そうと考えています。この目標を達成するために、さらに深い知識と技術を身につけ、実践を積み重ねていきたいと思います。そして、このプロセスで得た知見や技術を還元し、今後の発展に寄与したいと考えています。
第1研究開発部 研究開発グループ デベロップメントスペシャリスト 大川裕貴
当社について
2002年に創業。金融、公共、通信などの社会インフラの一端を担う大規模システム運用管理及び運用統制を実現するソフトウェアの開発・販売を手掛けています。システム証跡監査ツール14年連続市場シェア1位(※3)を獲得している「ESS REC」をはじめ、当社ソフトウェアは多くのお客様に採用されています。
名称 |
エンカレッジ・テクノロジ株式会社(東証スタンダード市場:3682) |
代表者の役職・氏名 |
代表取締役社長 石井進也 |
本社 |
東京都中央区日本橋浜町3-3-2 トルナーレ日本橋浜町7F |
URL |
https://www.et-x.jp/ |
事業内容 |
金融、公共、通信などの社会インフラを担うITシステムの運用と統制強化を支援するソフトウェアを開発・販売。14年連続市場シェア1位を獲得するESS RECを含め累計での採用企業数は約770社。(2024年12月末現在)
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資本金 |
5億738万円(2024年12月末現在) |
設立年月日 |
2002年11月1日 |
本件に関するお問い合わせ
経営管理部 TEL:03-5623-2622 Email:etx-kouhou@et-x.jp
当社では在宅勤務を実施しております。本内容についてのお問い合わせにつきましては、上記メールアドレスまたは、当社ホームページお問い合わせフォームよりご連絡ください。
※1 ある目的を達成するために最適な方法を見つけることを目的とした数学やコンピュータサイエンスの一分野。
※2 Kaggleコンペティション参加者は、成績によって上から順に「Grandmaster」「Master」「Expert」「Contributor」「Novice」とランク分けされており、金メダル1枚と銀メダル2枚の獲得が「Master」昇格の条件。Masterの人数は世界で約2200人、日本人は約300人。
※3 出典:内部脅威対策ソリューション市場の現状と将来展望
2023年度版【サイバーセキュリティソリューション市場19版目】
デロイト トーマツ ミック経済研究所株式会社及び同社における過去の調査結果
https://mic-r.co.jp/mr/03010/
※ 文中に記載されている会社名、製品名、サービス名は各社の登録商標または商標です。