新バージョン 拡張機能のご紹介
2020年3月11日に出荷開始いたしました新バージョン(V1.4)では、新たにWebDAVインターフェイスに対応しました。これにより、従来のWebブラウザを使ったファイルの受け渡しに加えて、Windows標準のエクスプローラーやWebDAVに対応したファイル転送ツールを使って、ファイルのドラッグアンドドロップやコピー&ペーストといったWindows上で慣れ親しんだ操作でファイルの受け渡しができるようになりました。※
また、システムから直接WebDAVで用意されているコマンドやAPIを通してアクセスすることで、人を介さずシステム間で直接ファイルの受け渡しができるようになりました。
従来のESS FileGateの操作方法
ファイルの受け渡しはブラウザを介して行う操作となります。

新バージョンでの操作方法
送る側ではWindows標準のエクスプローラー内のフォルダにファイルをコピーし、受け取る側ではフォルダからファイルをコピーするといった通常のファイル操作と同じ方法でファイルの受け渡しが可能です。

ブラウザ上の操作では、受け渡し対象のファイルを一つずつ処理する必要がありましたが、WebDAVを使ってエクスプローラー上で操作を行う場合には複数のファイルを同時に処理可能です。もちろん、安全性が確認されていないファイル、承認が下りていないファイルは、ダウンロード不可能です。同一ファイル名のファイルを受け渡しする場合には、処理日時に基づいたファイル識別子を自動で付加可能です。
人を介さないシステム間連携によるファイル受け渡しも可能に
更にWebDAVコマンドやAPIを直接システムが実行することで、人を介さずに直接システムによってネットワーク間のファイル授受を行うようなシステムを開発することも可能です。

様々な用途で汎用的にご利用いただけます
拡張機能により、今まで以上に活用方法、活用範囲が広がることで、適用可能な業務、対象システムを拡大させることが可能です。
※以下のような操作は、従来同様にWebブラウザを使って行う必要があります。
・承認処理(自動承認がOFFの場合で人による承認を行う場合)
・コメント入力
また、Windowsのエクスプローラーを使用する場合、通常のファイル操作と比較して動作が異なる場合がございます。